文字
背景
行間
2022年12月の記事一覧
PTA主催「親子防災体験会」を開催
冬季休業中となる12月27日(火)、本校PTA地域連携防災部による親子防災体験会が開催され、PTAで防災関連の取組を担当する部会のご家庭12組が参加しました。大規模災害時、障害がある子供たちが安心して避難所生活を送るためにはどうしたらよいか。家庭と学校とが共に考え、防災に対する意識と実践力を高める体験会です。企画運営は、PTAと防災部を中心とする本校教員とで共同で行いました。
本体験会は、停電を想定して電気を使わずに行いました。まずは、体育館を災害避難所と想定して段ボールによる居住スペース作り。本校教員が考案した組立方法により、比較的短時間で完成させることができました。寝袋もあり、子供たちは意外と快適そうです。
その後、古紙を利用したスリッパなどの防災グッズ作り、有資格の本校教員が講師を務めるAED講習、カップ焼きそばやアルファ米等を水でもどして食べる防災食体験、非常用トイレの展示・体験などを行いました。また、各家庭から日頃備えている備蓄品や防災グッズなどをリュックサックに詰めて持ち寄り、いざという時本当に必要なものは何かを皆で話し合うワークショップも実施しました。
暖房もあえてたかない寒い中、日頃の防災学習の成果もあり、子供たちはとても落ち着いて意欲的に参加していました。災害避難所の疑似的な体験をとおして、防災について家庭と学校が共に真剣に考える貴重な機会とすることができました。
高3 国際交流
12月21日(水)、高等部3年生では、県教育委員会の国際交流員による国際交流の授業を行いました。今回お越しいただいたのは、アメリカ出身のスティーブン・スアレズ(Steven Sualez)さんです。スティーブンさんは、コロンビアで生まれ、幼い頃家族と共にアメリカに移住、その後日本の大学に留学もされるなど、英語、スペイン語、日本語を使いこなすまさに多文化・多言語を体現する方です。
交流では、最初にスティーブンさんによるアメリカのクリスマスに関するプレゼンテーションを聴きました。クリスマスに食べるケーキは苺のケーキではなくシュトーレンであること、クリスマスツリーの先端に付ける星の意味など、日米のクリスマスの違いに生徒たちは驚いていました。
スティーブンさんに向けた各クラスの発表では、かしの木の学校生活について英語を交えて説明することができました。アメリカ文化やスティーブン先生自身に関するTrue or False Quizも大変盛り上がり、最後のお礼の言葉も英語で伝えることができました。
国際交流の授業を3年間継続してきた高3の生徒たち。この活動をとおして、言葉や文化の違いに興味を持ち、世界の様々な人と楽しく、のびのびとコミュニケーションを取る力を身に付けることができたようです。
高1 ミニ・オペラ鑑賞会
12月21日(水)、高等部1年生では「音楽」の授業の一環としてミニオペラ鑑賞会を開催しました。
プロの演奏家である朝倉 佑太さん(声楽)、石河内 愛さん(ピアノ)をお招きし、本校の長岡伊万里 教諭も加わった3名によるオペラ演奏を鑑賞しました。声楽家とピアニストによる本格的な生演奏に接するのは初めてという生徒が多く、その迫力と美声にみな聴き入っていました。
「椿姫」などのオペラ演目のほか、「あわてんぼうのサンタクロース」や「赤鼻のトナカイ」などクリスマスソングの演奏もあり、「本物」の音楽に楽しく接する素晴らしい機会となりました。
【演奏会プログラム】
・ミニオペラ鑑賞~「椿姫」より~
・オペラアリア独唱(「ジャンニ・スキッキ」、「リゴレット」より)
・クリスマスソング4曲
高等部持久走大会
12月7日(水)、高等部持久走大会が実施されました。当日は爽やかな晴天で、生徒たちは日ごろの練習の成果を存分に発揮することができました。今年度も感染予防のため、2部制で大会を実施しました。前半の1.5kmの部・男子3km部・女子3kmの部、後半の男子5kmの部、全員が一生懸命な表情で走ることができました。文化祭や保護者販売会等の様々な学校行事を実施した後で気が休まらない生徒もいたと思いますが、生徒たちは今回の持久走大会も意欲的に取り組むことができたと思います。大会に向けて自ら目標を設定したり、持久走カードに日ごろの練習を記録したりする姿はとても印象的でした。今回の経験を今後の学校生活にも是非生かしてほしいです。
保護者の皆様には、持久走大会までの毎日の健康観察や当日の熱いご声援等、大変お世話になりました。ありがとうございました。
中学部 埼玉県警察音楽隊鑑賞会
12月20日(火)、中学部は、埼玉県警察音楽隊鑑賞会を行いました。
「虹の彼方に」「アメリカン・パトロール」「翼をください」「校歌」など、馴染みのある曲をたくさん演奏していただく中で、生徒たちは身を乗り出して夢中で鑑賞していました。
演奏の合間には、横断歩道の安全な渡り方「しっかり手を挙げる」「安全を確かめる」「じっくり注意する」「にっこり会釈をする」について教えていただきました。また、「スターパズル・マーチ」の曲では、カラーガードの素晴らしい演技を披露していただきました。
本格的な吹奏楽の生演奏を、心から味わうことができて、大変充実した鑑賞会となりました。
中学部持久走大会
12月9日(金)第14回中学部持久走大会を開催しました。本番が天候不順になり、予備日での開催になりましたが、多くの保護者の方にご来校いただきました。温かい応援をありがとうございました。
今年度は、感染症拡大防止に努めながら、学部での開催をいたしました。中学部では初めて校舎回りを走るコースが追加され、競技時間も30分間となり、生徒たちは朝の運動や体育の授業を通してコツコツ練習に励んできました。はじめは30分間走ることができず、途中で歩く姿が多く見られましたが、本番は自分のペースで走り切り自己ベストを更新する生徒もいました。
活動を終えた生徒たちはとても満足そうな表情をしており、その後、各担任から完走賞を受け取りました。今回の持久走大会を通して得た力を、今後の学習活動に活かしていきたいと思います。
高等部2年生が地域の森で「奉仕活動」を行いました
11月28日(火)、高等部2年生の総合的な探究の時間の授業で地域の環境保全を兼ねた「奉仕活動」を行いました。最初は「奉仕活動」という言葉も知らなかった生徒たち。1年生の頃から奉仕活動は地域のために行う活動だということを少しずつ学んでいきました。
これまでの活動場所は、主に学校周辺の通学路でしたが、今回、さいたま緑のトラスト協会様との協働により、伊奈町の自然林「無線山・KDDIの森」にて環境整備を行いました。トラスト協会では、地域の方々がボランティアで自然林の保全・管理を行っており、このような形で地域の方と一緒に活動に取り組むのは初めてです。
散策路には、落ち葉がたくさんありました。生徒たちは、落ち葉を掃いて、集めて、腐葉土の上に盛るの繰り返し。短い時間でしたが、協会の方々と一緒に一生懸命頑張りました!
高等部2年生の学年スローガンは、「~自律~支え合い、認め合い、高め合おう」です。今回の活動を通して、生徒たちが仲間と支え合いながら、主体的に取り組む姿が多く見られました。これまで築き上げてきた学年の絆を存分に発揮してくれたことと思います。さいたま緑のトラスト協会の安田 信一様からは、生態系の維持に無線山の森が果たす役割について触れていただきながら、「一緒に気持ち良く、この森を大切にしていきましょう。」とのお話をいただきました。
「奉仕活動」は難しいテーマではありますが、「地域のために私たちは何ができるんだろう」と生徒一人一人が自分なりに考え、行動する姿は、とても頼もしく感じられました。
さいたま緑のトラスト協会 様
http://saitama-greenerytrust.com/
トラスト13号地無線山 様
本校職員用として作成した、令和5年度版「教育支援プラン作成の手引き」を公開します。
お気づきの点がございましたら、ぜひ本校教頭までご連絡ください。
R5.3.15公開
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
26   | 27   | 28   | 1   | 2   | 3   | 4   |
5   | 6   | 7   | 8   | 9   | 10   | 11   |
12   | 13   | 14   | 15   | 16   | 17   | 18   |
19   | 20   | 21   | 22   | 23   | 24   | 25   |
26   | 27   | 28   | 29   | 30   | 31   | 1   |